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OKLCHで見る日本の伝統色:新しいインタラクティブデモ

OKLCHで見る日本の伝統色:新しいインタラクティブデモ

色の仕組みは、意味と実装がつながるほど使いやすくなります。

日本の伝統色をOKLCHで扱う新しいデモを追加しました。控えめな彩度、かさねによる面の階層、季節感のある色相、素材や自然と結びついた色名などを、ブラウザー上で調整できるUIトークンとして試せるデモです。

デモはこちらです: 日本の伝統色 OKLCH デモ

このデモは、自分が前から好きだったことから始まりました。日本のデザインを見ていると、色が静かなのに、なぜか印象が弱くならない場面がよくあります。布、包装、看板、和菓子の箱、陶器、庭、日常の印刷物など、強く主張していないのに、ちゃんと雰囲気が伝わる色づかいがあります。

日本の伝統色や色彩感覚を改めて見ているうちに、UIデザインにも使えるヒントが多いと感じました。

特に面白いと思ったのは、色は必ずしも強くすれば使いやすくなるわけではない、ということです。

小さな明度差、少し控えめな彩度、背景・境界線・面・ボタンが自然につながる色の関係。そのほうが、画面全体として読みやすく、落ち着いて見えることがあります。

デモでできること

調整エリアでは、白練を意識した明るいテーマと、墨を意識した暗いテーマを切り替えられます。そこから色相、彩度、明度の段階を変えると、面、ボタン、境界線、文字の読みやすさ、状態色の見え方がすぐに更新されます。

この「すぐに見える」ことを大事にしました。単にきれいな色を並べるだけではなく、その色が実際のUIの中でどう働くのかを試せる形にしたかったからです。

24色の伝統色をまとめた小さなライブラリも用意しています。漢字またはローマ字で検索し、色系統で絞り込み、各カードからOKLCH値をコピーできます。

なぜOKLCHなのか

OKLCHは明度、彩度、色相を分けて扱えます。読みやすいコントラストを保ち、落ち着いたUIの階層を作り、すべての色を手作業で調整する負担を減らせます。

たとえば、画面が少し強すぎるときは彩度を下げる。平坦に見えるときは、面ごとの明度差を少し広げる。状態色が強すぎるときは、意味を保ったまま、全体のトーンに合わせて調整する。

こういう調整ができるところが面白いと感じました。日本の伝統色から受けた印象を、ただの雰囲気で終わらせず、実際に調整・検証・再利用できるUIの仕組みにできるからです。

このデモは本格的な歴史資料ではありません。文化への興味、色の研究、実用的なUIトークンの実験を合わせた小さな試作です。

このデモは、ブラウザーの言語が日本語、オランダ語、英語の場合はその言語で表示し、それ以外の言語では英語を標準として表示します。